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「シャドウ・ハイライト」というスクリプトを使って、暗い部分を明るく・明るい部分を暗くする方法を解説します。
「シャドウ・ハイライト」とは
AviUtlのデフォルト機能で動画・画像の明るさを変更したい場合、
- 「色調補正」のフィルタ効果を追加
- 「明るさ」を調整
という手順でできます。
ただ、デフォルトの色調補正では、「全体的に明るく・暗く」することしかできません。
「シャドウ・ハイライト」というスクリプトを導入すると、「暗い部分だけ・明るい部分だけ」を調整できるようになります。
スクリプトのダウンロード&インストール
ダウンロード方法
スクリプト置き場へ行き、「色調調整セットver6」の項目から「DL V6」をクリックしてダウンロードします。
項目を見つけられない場合は、Ctrl + F でページ内検索してください。
インストール方法
ダウンロードしたフォルダ内の「@T_Color_Module.anm」「T_Color_Module.dll」を、scriptフォルダに移動、もしくはコピーします。
※scriptフォルダがない場合は、右クリック→「新規作成」→「フォルダー」から作成してください。
scriptフォルダ内で、さらにフォルダ分けしても構いません。
使い方
「シャドウ・ハイライト」を追加
明るさを調整したいオブジェクトに「アニメーション効果」を追加します。
関連 エフェクトの使い方
アニメーション効果の種類を「シャドウ・ハイライト@T_Color_Module」に変更します。
暗い部分だけを色補正
「黒潰補正」から、暗い部分だけを色補正できます。
数値を上げる = 暗い部分を明るくする
数値を下げる = 暗い部分をさらに暗くする
明るい部分だけを色補正
「白飛補正」から、明るい部分だけを色補正できます。
数値を上げる = 明るい部分を暗くする
数値を下げる = 明るい部分をさらに明るくする
「暗い部分を明るく・明るい部分を暗くする方法」は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
シャドウ・ハイライトを手順通りに導入しても選択は出来ますが、反映はされません。
他のスクリプトは問題なく反映されますので、こんな事は初めてです。
色調調整セットver6も旧型(ver5)も試しましたが駄目ですね。
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)が必要な場合があるようです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=26368
1.「ダウンロード」をクリック
2.「vcredist_x86.exe」を選択して「次へ」をクリック
3.ダウンロードした「vcredist_x86.exe」を起動させてインストール
という手順で導入できます。
ありがとうございます!
手順の通りに実行しましたら無事に反映されました。
お教え頂けたのに返信が遅くなり申し訳ございませんでした。