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AviUtl2の設定方法

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AviUtl2の設定方法・おすすめの設定

無料で多機能な動画編集ソフト「AviUtl2」

この記事では、AviUtl2の設定方法を解説します。

目次

AviUtl2 設定方法・おすすめの設定

AviUtl2はデフォルト(初期設定)のままでも問題なく動作しますが、いくつかの設定を変更することで、より快適に編集できるようになります。

すべての設定を確認するのが大変な場合は、以下の設定だけでも行っておくことをおすすめします。

それでは「AviUtl2の設定方法」を解説していきます。

入力プラグインの設定

メニューバーの「設定」→「入力プラグインの設定」をクリックします。

AviUtl2 入力プラグインの設定
STEP

優先度の設定

beta10で「Media Foundation file reader」は削除されました。次のL-SMASH Worksの設定に進んでください。

「L-SMASH Works File Reader for AviUtl2」を「Media Foundation file reader」より上に配置してください。
※ドラッグで移動できます。

AviUtl2 入力プラグインの設定

こうすることで、ファイルを読み込むときに「L-SMASH Works」が優先され、動作がより安定します。

STEP

L-SMASH Worksの設定

「L-SMASH Works~」を右クリック→「プラグインの設定」をクリックします。

AviUtl2 L-SMASH Worksの設定

以下の2つの項目を変更して、「OK」をクリックしてください。

AviUtl2 L-SMASH Worksの設定
  1. 「Libav+L-SMASH」をOFFにする
  2. 「Preferred decoders」に「libvpx,libvpx-vp9」と入力する
Libav+L-SMASHOFFにしたほうが快適に使えます。
参考 開発者さんの解説ページ
Preferred decoders「libvpx,libvpx-vp9」と入力することで、透過情報付きのWebMを正常に読み込めるようになります。
参考 開発者さんのポスト

設定後、「Please relaunch AviUtl ExEdit2 for updating settings!設定を更新するにはAviUtl ExEdit2を再起動してください」というダイアログが表示されますので、「OK」をクリックしてAviUtl2を再起動してください。

AviUtl2 L-SMASH Worksの設定

バックアップ履歴の設定

メニューバーの「設定」→「バックアップ履歴の設定」をクリックします。

AviUtl2 バックアップ履歴の設定

編集レジューム

「編集レジューム」を有効にすると、次回のAviUtl2起動時に、前回編集していたプロジェクトを自動で開くことができます。
※プロジェクトを保存し忘れてしまった場合でも、AviUtl2を閉じたときの状態で開いてくれます。

AviUtl2 編集レジューム

同じプロジェクトを長期間編集するときに便利です。

自動バックアップ

「自動バックアップ」が有効の場合は、指定した間隔で自動的にバックアップファイルが作成されます。

デフォルトの設定では、「5分ごと」にバックアップファイルが作成され、「最大10個」まで保存されます。

こちらから、バックアップの有効/無効、間隔、ファイルの最大数を設定できます。「最大数=10」では少ないので、「30~50」くらいにしておくと安心です。

AviUtl2 自動バックアップ

キャッシュサイズの設定

「キャッシュサイズ」の数値を上げることで、AviUtl2の動作を軽くできます。

メニューバーの「設定」→「キャッシュサイズの設定」をクリックします。

AviUtl2 キャッシュサイズの設定

「画像キャッシュサイズ」「音声キャッシュサイズ」を、使用しているパソコンのメモリの50%くらいに設定することをおすすめします。
※わからない場合は「メモリ 調べ方」などで検索してください。

AviUtl2 キャッシュサイズの設定
設定例

4GBのメモリ = 2000

8GBのメモリ = 4000

16GBのメモリ = 8000

共通操作の設定

メニューバーの「設定」→「共通操作の設定」をクリックします。

AviUtl2 共通操作の設定

フレーム移動時の範囲選択

デフォルトの設定では、Shiftを押しながらフレームを移動すると、動画の開始位置・終了位置が選択されます。

AviUtl2 フレーム移動時の範囲選択

「フレーム移動時の範囲選択」を「しない」に変更すると、Shiftを押しながらフレームを移動しても、範囲選択されなくなります。

AviUtl2 フレーム移動時の範囲選択

カスタムフレーム移動

デフォルトの設定では、PgUp PgDn5フレームずつ移動できます。

AviUtl2 カスタムフレーム移動

「カスタムフレーム移動A」から、移動量を変更できます。
※数字だけの場合は秒数、数字の後に「f」を付けるとフレーム数になります。

AviUtl2 カスタムフレーム移動

「カスタムフレーム移動B~D」を使いたい場合は、メニューバーの「設定」→「ショートカットキーの設定」からショートカットキーを指定する必要があります。

プレビュー再生の停止/一時停止

デフォルトの設定では、スペースキーで動画を再生・停止したとき、停止した位置にカーソルが移動します。

これを、再生開始位置にカーソルが戻るように設定することもできます。

メニューバーの「設定」→「ショートカットキーの設定」をクリックします。

AviUtl2 プレビュー再生の停止/一時停止

こちらから、それぞれのショートカットキーを設定できます。

AviUtl2 プレビュー再生の停止/一時停止
プレビュー再生・停止再生開始位置にカーソルが戻ります。
プレビュー再生・一時停止停止位置にカーソルが移動します。

メインで使うほうをスペース、サブで使うほうをCtrl+スペースなどに設定しておくと便利です。

レイヤー編集のオプション

レイヤー編集(タイムライン)の上で右クリック→「オプション」から、レイヤー編集に関する設定を行えます。

AviUtl2 レイヤー編集のオプション

中間点追加・分割を現在のフレームで行う

デフォルトの設定では、右クリックした位置で「中間点を追加・分割」されます。

「中間点追加・分割を現在のフレームで行う」を有効にします。

AviUtl2 中間点追加・分割を現在のフレームで行う

このように、フレームの位置で「中間点を追加・分割」ができるようになります。

オブジェクト名を常に先頭から表示

デフォルトの設定では、レイヤー編集を横スクロールすると、オブジェクト名は見えなくなってしまいます。

「オブジェクト名を常に先頭から表示」を有効にします。

AviUtl2 オブジェクト名を常に先頭から表示

このように、レイヤー編集を横スクロールしても、オブジェクト名が追尾して表示されるようになります。

オブジェクト設定のオプション

オブジェクト設定の上で右クリック→「オプション」から、オブジェクト設定に関する設定を行えます。

AviUtl2 オブジェクト設定のオプション

スライド時にマウスを移動しない

デフォルトの設定では、オブジェクト設定の数値を左右にドラッグして変更するとき、ドラッグした位置までマウスが移動します。

「スライド時にマウスを移動しない」を有効にします。

AviUtl2 スライド時にマウスを移動しない

このように、左右にドラッグして数値を変更しても、マウスが移動しなくなります。

プレビュー編集のオプション

プレビュー編集の上で右クリック→「オプション」から、プレビュー編集に関する設定を行えます。

AviUtl2 プレビュー編集のオプション

シングルクリックでオブジェクトをフォーカス(プレビュー)

デフォルトの設定では、プレビュー編集でオブジェクトをクリックしても、そのオブジェクトはフォーカスされません。
※ダブルクリックするとフォーカスされます。

フォーカスされていなくてもドラッグで位置の変更はできますが、サイズの変更はできません。

「シングルクリックでオブジェクトをフォーカス(プレビュー)」を有効にすると、シングルクリックでオブジェクトがフォーカスされるようになります。

AviUtl2 シングルクリックでオブジェクトをフォーカス(プレビュー)

まとめ

AviUtl2はデフォルト設定でも問題なく使えますが、いくつかの設定を変更することで、より快適に動画編集ができるようになります 。

特に以下の設定を行うことをおすすめします。

入力プラグインの設定L-SMASH Worksをより快適に使えるようになる。
キャッシュサイズの設定AviUtl2の動作が軽くなる。
中間点追加・分割を現在のフレームで行うフレームの位置で「中間点を追加・分割」ができるようになる。
オブジェクト名を常に先頭から表示レイヤー編集の横スクロール時に、オブジェクト名が追尾して表示されるようになる。
スライド時にマウスを移動しないオブジェクト設定の数値上で左右にドラッグしても、マウスが移動しなくなる。

「AviUtl2の設定方法」は以上です。

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