この記事では、「エコー・残響オブジェクト」というプラグインを使って、音声にエコーをかける方法を解説します。
「エコー・残響オブジェクト」の動作には、「patch.aul」の導入が必要です。
エコーをかけられるプラグイン
デフォルト機能の「音声ディレイ」でもエコー風の加工はできますが、あまり性能はよくありません。
「エコー・残響オブジェクト」というプラグインを導入すると、簡単にエコーをかけることができます。
では「音声にエコーをかける方法」を解説していきます。
よろしくお願いします。
ダウンロード&インストール
ダウンロード
エコー
GitHubにアクセスして、「Echo.zip」をダウンロードします。
残響オブジェクト
GitHubにアクセスして、「ReverberationObject.zip」をダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたZIPファイル内の「Echo.eef・ReverberationObject.eef」を、「pluginsフォルダ」にコピーします。
「エコー・残響オブジェクト」の使い方
プロジェクトを作成して、エコーをかけたい音声を追加しましょう。
「エコー」の使い方
全体にエコーをかける
設定ダイアログ右上の + をクリックして「エコー」を選択すると、オブジェクト全体にエコーが適用されます。
一部分にエコーをかける
タイムライン上で右クリック →「フィルタオブジェクトの追加」→「エコー」をクリックします。
フィルタオブジェクトの上にある、すべての音声にエコーが適用されます。
エコーの設定
- ミックス = 原音とディレイ音の音量
※0=原音100% ディレイ音0%、50=原音100% ディレイ音100%、100=原音0% ディレイ音100% - 強さ = ディレイ音の大きさ
- 遅延(ms) = 何ミリ秒音を遅らせるか
※200ms = 0.2秒 - クロス = ステレオ音声の場合に左右反対側の音がディレイ音に反映される強さ
参考 開発者さんの説明
「残響オブジェクト」の使い方
エコーだけでは、オブジェクトの後ろの部分がぶつ切りになり、不自然になることがあります。
タイムライン上で右クリック →「メディアオブジェクトの追加」→「残響オブジェクト」をクリックします。
追加された残響オブジェクトを、エコーを伸ばしたいオブジェクトの後ろに配置すると、その箇所にエコーが適用されます。
アンインストール方法
「エコー・残響オブジェクト」をアンインストールしたい場合は、pluginsフォルダ内の以下のファイルを削除してください。
- Echo.eef
- ReverberationObject.eef
「音声にエコーをかける方法」は以上です。
ありがとうございました。
コメント