【AviUtl2】編集を開始・中断・再開する方法

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【AviUtl2】編集を開始・中断・再開する方法

無料で多機能な動画編集ソフト「AviUtl2」

この記事では、AviUtl2で編集を開始・中断・再開する方法を解説します。

目次

【AviUtl2】編集を開始・中断・再開する方法

AviUtl2を導入してみたものの、動画編集ソフトを使うのが初めての方は、まず何をすればいいのかわからず迷う方も多いと思います。

この記事を読んでいただければ、AviUtl2で動画編集するときの基本的な流れを理解できます。

それでは「AviUtl2で編集を開始・中断・再開する方法」を解説していきます。

フォルダを構成

動画編集は、素材(動画・音声・画像)、プロジェクトファイル、書き出し後の動画など、ファイルがどんどん増えていく作業なので、事前にフォルダを構成しておくことをおすすめします。

フォルダ構成するメリット

作業の効率化編集に必要な素材をどこに保存したか、すぐにわかるようになります。
リンク切れ防止編集に使用している素材を変更(移動・削除・名前の変更)すると、リンク切れが発生します。フォルダ構成することで、編集に使用している素材を、誤って変更することを防げます。
バックアップしやすい完成データを含めて、ひとつのフォルダごと保存・移動できます。
再編集しやすい数ヶ月後に編集をやり直すときなどに、素材や設定が揃っているので、すぐに再編集に取りかかれます。
フォルダの構成例
  • Project-1(プロジェクト名)
    • Project(AviUtl2のプロジェクトファイル)
    • Video(動画素材)
    • Audio(音声素材)
    • Image(画像素材)
    • Export(書き出した完成動画)

フォルダ名や保存場所は、ご自身のわかりやすいもので構いません。編集開始後に変更しなくてもいい状態にすることを心がけましょう。

編集を開始(プロジェクトを作成)

プロジェクトを作成して、編集したい動画ファイルを読み込みましょう。

プロジェクトを新規作成

まず「編集プロジェクト」を作成しましょう。

編集プロジェクトとは

「編集プロジェクト」とは、動画を完成させるための設計図のようなものです。

プロジェクトファイルには、素材(動画・画像・音声)をどのように並べて、どのような編集をしたかなど、すべての記録が保存されています。

STEP

メニューバーの「ファイル」→「プロジェクトを新規作成」をクリックします。

AviUtl2 プロジェクトを新規作成
ショートカットキー

Ctrl + N = プロジェクトを新規作成

STEP

プロジェクトの「解像度・フレームレート・サンプリングレート」を設定して「OK」をクリックします。

AviUtl2 プロジェクトを新規作成
解像度横と縦のピクセル数。数値が大きいほど高画質。
フレームレート1秒間に表示される静止画の枚数。数値が大きいほど動きがなめらか。
サンプリングレート1秒間にデジタル化する音の情報数。数値が大きいほど高音質。

元動画の解像度・フレームレート・サンプリングレートを調べる方法

読み込むファイルに合わせて設定したい場合は、以下の手順で元動画の解像度・フレームレート・サンプリングレートを調べましょう。

STEP

動画ファイルを右クリック→「プロパティ」をクリックします。

元動画の解像度・フレームレート・サンプリングレートを調べる方法
ショートカットキー

ファイルを選択して Alt + Enter = プロパティを開く

STEP

「詳細」タブから、解像度・フレームレート・サンプリングレートを調べることができます。

元動画の解像度・フレームレート・サンプリングレートを調べる方法
  1. 解像度 = フレーム幅・フレーム高
  2. フレームレート = フレーム率
  3. サンプリングレート = オーディオ サンプル レート

ファイルを読み込む

プロジェクトを作成したら、編集に使いたい素材をAviUtl2に読み込みましょう。

STEP

ウィンドウ左上のメディアエクスプローラーで、最初の項目で作成したフォルダを開きましょう。

AviUtl2 ファイルを読み込む
STEP

メディアファイル(動画・画像・音声)を、プレビュー編集レイヤー編集(タイムライン)にドラッグ&ドロップすると、素材が読み込まれます。

AviUtl2 ファイルを読み込む

ファイルを読み込んだあとにプロジェクトの設定を変更したい場合は、レイヤー編集の「Root」を右クリック→「シーンの設定」から変更できます。

AviUtl2 ファイルを読み込む

動画編集の流れ

動画編集の基本的な流れは以下のとおりです。

AviUtl2 動画編集の流れ
  1. レイヤー編集に素材を読み込む
  2. オブジェクト設定で素材を編集
  3. プレビュー編集で確認

編集を中断(プロジェクトを保存)

編集を中断したい場合は、プロジェクトを保存しましょう。

STEP

メニューバーの「ファイル」→「プロジェクトを保存」をクリックします。

AviUtl2 プロジェクトを保存
ショートカットキー

Ctrl + S = プロジェクトを保存

STEP

保存場所とファイル名を指定します。

AviUtl2 プロジェクトを保存
  1. 保存場所を選択します。
  2. ファイル名を入力します。
  3. 「保存」をクリックするとプロジェクトが保存されます。

プロジェクトを別名で保存

すでに保存済みのプロジェクトの場合、「プロジェクトを保存」すると上書き保存されます。

上書き保存したくない場合は、メニューバーの「ファイル」→「プロジェクトを別名で保存」から、新しいファイルを保存してください。

AviUtl2 プロジェクトを別名で保存
ショートカットキー

Ctrl + Shift + S = プロジェクトを別名で保存

編集を再開(プロジェクトを開く)

保存したプロジェクトを開いて、編集を再開しましょう。プロジェクトを開く方法は以下の3通りあります。

ダブルクリックで開く

プロジェクトファイルをダブルクリックすると、AviUtl2が起動して編集プロジェクトを開くことができます。

AviUtl2 プロジェクトを開く

ドラッグ&ドロップで開く

プロジェクトファイルをプレビュー編集にドラッグ&ドロップすると、編集プロジェクトを開くことができます。

AviUtl2 プロジェクトを開く

「プロジェクトを開く」から開く

メニューバーの「ファイル」→「プロジェクトを開く」からファイルを選択して、編集プロジェクトを開くことができます。

AviUtl2 プロジェクトを開く
ショートカットキー

Ctrl + O = プロジェクトを開く

まとめ

以下の4ステップが、AviUtl2で動画編集するときのおおまかな流れです。

  1. 事前準備(フォルダを構成)
    • あらかじめフォルダを構成しておくことで、作業の効率化リンク切れ防止などを図れます。
  2. プロジェクトを作成
    • メニューバーの「ファイル」→「プロジェクトを新規作成」から、解像度・フレームレート・サンプリングレートを設定します。
  3. プロジェクトを保存
    • メニューバーの「ファイル」→「プロジェクトを保存」から、編集中のプロジェクトを保存します。
  4. プロジェクトを開く
    • プロジェクトファイルをダブルクリックして、編集を再開します。

ショートカットキー

Ctrl + Nプロジェクトを新規作成
Ctrl + Sプロジェクトを保存
Ctrl + Shift + Sプロジェクトを別名で保存
Ctrl + Oプロジェクトを開く

「AviUtl2で編集を開始・中断・再開する方法」は以上です。

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