【nicotalk】ニコトークの設定方法

nicotalk(ニコトーク) 設定

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ゆっくり動画(実況・解説・茶番)を簡単に作れて、ゆっくりを目パチ口パクさせられる「nicotalk(ニコトーク)」

nicotalkの「設定ファイル」の書き方や、各項目の意味などを、パソコン初心者の方でも分かるように解説します。

↓動画で見たい方は下のYouTube動画をご覧ください。

設定画面の見かた・設定方法

設定画面を開く

nicotalk 設定画面を開く

nicotalkフォルダ内の「設定」をダブルクリックして、設定用のテキストファイルを開きましょう。

設定する項目がたくさんありますが、ほとんどの項目はあとからAviUtlで変更可能です。

設定画面の見かた

nicotalk 設定画面の見かた

  1. 設定の項目
  2. 項目の内容
  3. 設定の数値
  4. 数値を「」に記入
右側に設定の数値の書かれていない項目は、秒数やピクセル数を記入します。

設定を保存

nicotalk 設定を保存

メニューバーの「ファイル」「上書き保存」をクリックすれば、変更が反映されます。

動画の設定

解像度の設定

nicotalk 解像度の設定

「動画の幅」「動画の高さ」から、解像度を設定できます。

大きいディスプレイで見てもらうことを想定するなら、数値を大きくしましょう。

関連 YouTubeが推奨している解像度

フレームレートの設定

nicotalk フレームレートの設定

「動画のFPS」から、フレームレートを設定できます。

フレームレートとは?

フレームレートとは「1秒間に使われているコマ数」のことです。

パラパラ漫画で考えると分かりやすいと思います。

フレームレートとは

フレームレート30=1秒間に30枚の絵が使われている
フレームレート60=1秒間に60枚の絵が使われている
数値が大きいほどなめらかな映像になります。

SoundEngineの設定

nicotalk 音声加工

「音声加工」から、SoundEngineで音声加工を行うかどうかを設定できます。

デフォルトでは「1:行う」に設定されています。

nicotalk SoundEngineの設定1

台本に「echo」と記述して出力すると、音声にエコーをかけることができます。

「echo」と記述していない台詞にも違いがあります。

音声加工を行わない設定では、音量と口パクが小さい。
音声加工を行う設定では、音量と口パクが大きい。

音量は編集していますが、実際は2倍くらい違います。
口パクの大きさは、「音量ボーダーの設定」で変更できます。

オブジェクト配置の設定

セットアップ

nicotalk セットアップ

「セットアップ」から、台本の出力時にAviUtlを自動的に起動させるかどうかを設定できます。

「0:読み込まない」=起動させない
「1:初回のみ読み込む」=最初に台本を出力するときだけ起動させる(台本を書き直したときは起動させない)
「2:毎回読み込む」=起動させる

デフォルトでは「2:毎回読み込む(毎回、AviUtlを起動させる)」に設定されています。

AviUtlを起動させない設定にしている場合は、nicotalkフォルダ内の「出力先」の中にexoファイルが作成されていますので、そちらをAviUtlのタイムラインにドラッグ&ドロップして編集を開始してください。

共通の間

nicotalk 共通の間1

「共通の間」から、台詞のあと何秒間字幕を表示させるかを設定できます。

nicotalk 共通の間2
デフォルトでは0.5秒に設定されています。
nicotalk 共通の間3
数値を「0」にすると、音声と字幕の長さが同じになります。

グループ化

nicotalk グループ化1

「グループ化」から、グループ化する単位を設定できます。

nicotalk グループ化2
例として、こういう台本を出力してみます。

0:グループ化しない

nicotalk グループ化しない

「0:グループ化しない」に設定すると、どこもグループ化されません。

1:台詞ごと

nicotalk 台詞ごと

「1:台詞ごと」に設定すると、ひとつの台詞がひとつのグループになります。

2:ブロックごと

nicotalk ブロックごと

「2:ブロックごと」に設定すると、改行せずに台詞を書いた所がひとつのグループになります。

キャラ素材の設定

目パチ時間

nicotalk 目パチ時間

「目パチ時間」から、目パチ開始から終了までに何秒使うかを設定できます。

nicotalk 目パチ時間0.1秒
0.1秒
nicotalk 目パチ時間0.5秒
0.5秒(デフォルト)
nicotalk 目パチ時間1秒
1秒
「0:目パチしない」という記述がありますが、私が試した限りでは「0」にしても目パチします。
次項目の「目パチ間隔の設定」を「0」にすると、目パチしないように設定できます。
「目パチ時間」はあとからAviUtlで変更することはできません。

目パチ間隔

nicotalk 目パチ間隔

「目パチ間隔」から、何秒ごとに目パチするかを設定できます。

デフォルトでは5秒に設定されています。

これは、目パチを終了した5秒後ではなく目パチを開始した5秒後に再び目パチするということです。

nicotalk ずっと目パチ
「目パチ時間」「目パチ間隔」を両方0.5秒に設定すると、ずっと目パチしている状態になります。
数値を「0」にすると、目パチしないように設定できます。

口パク速度

nicotalk 口パク速度

「口パク速度」から、口パクの速さを設定できます。

数値を上げれば速くなり、数値を下げれば遅くなります。

3パターン比較してみましょう。

「口パク速度」はあとからAviUtlで変更することはできません。

音量ボーダー

nicotalk 音量ボーダー

「音量ボーダー」から、口を開ける大きさを設定できます。

数値を上げれば小さく口を開き、数値を下げれば大きく口を開きます。

3パターン比較してみましょう。

「音量ボーダー」はあとからAviUtlで変更することはできません。

登場退場演出

nicotalk 登場退場演出

「登場退場演出」から、キャラの登場時と退場時のアニメーションを設定できます。

設定テキストには4種類の演出が記述されていますが、その他にも3種類の演出(フェード・ジャンプ、瞬間移動)があります。

0:演出なし

nicotalk 登場退場演出 演出なし

「0:演出なし」は、なんの演出もありません。

キャラを初めから指定の位置に表示させたい場合は、この設定にするといいでしょう。

1:フェード

nicotalk 登場退場演出 フェード

2:ジャンプ

nicotalk 登場退場演出 ジャンプ

3:伸縮

nicotalk 登場退場演出 伸縮

4:瞬間移動

nicotalk 登場退場演出 瞬間移動

5:歩き

nicotalk 登場退場演出 歩き

6:跳ね

nicotalk 登場退場演出 跳ね

台詞なしキャラ

nicotalk 台詞なしキャラ

「台詞なしキャラ」から、台詞のないときにキャラを表示させるかどうかを設定できます。

デフォルトでは「1:表示する」に設定されています。

「0:表示しない」に設定すると下の動画のように、台詞のないときはキャラが表示されなくなります。

キャラ表示タイプ

nicotalk キャラ表示タイプ

「キャラ表示タイプ」から、キャラに影や枠を付ける設定ができます。

0:通常

nicotalk キャラ表示タイプ 通常

1:地面影付

nicotalk キャラ表示タイプ 地面影付

2:ワッペン風

nicotalk キャラ表示タイプ ワッペン風

立ち絵素材の設定

立ち絵レイヤー

nicotalk 立ち絵レイヤー

「立ち絵レイヤー」から、立ち絵のオブジェクトをどう配置するかを設定できます。

0:複数レイヤー配置

nicotalk 立ち絵レイヤー 複数レイヤー配置

「0:複数レイヤー配置」に設定すると、別々のレイヤーに配置されます。

1:1つのレイヤーにまとめる

nicotalk 立ち絵レイヤー 1つのレイヤーにまとめる

「1:1つのレイヤーにまとめる」に設定すると、同じレイヤーに配置されます。

台詞なし立ち絵

nicotalk 台詞なし立ち絵

「台詞なし立ち絵」から、台詞のない立ち絵を配置するかどうかを設定できます。

デフォルトでは「1:配置する」に設定されています。

nicotalk 台詞なし立ち絵 配置しない

「0:配置しない」に設定すると、台詞のない所には立ち絵のオブジェクトが配置されなくなります。

小道具の設定

小道具サンプル

nicotalk 小道具サンプル

「小道具サンプル」から、小道具の素材を配置するかどうかを設定できます。

デフォルトでは「0:配置しない」に設定されています。

nicotalk 小道具サンプル 配置する

「1:配置する」に設定すると、字幕ウィンドウや矢印などの素材オブジェクトが配置されます。

「0:配置しない」に設定した場合でも、小道具サンプルの素材を使うことはできます。

nicotalk 小道具サンプル 配置しない
タイムライン上で右クリック。
「メディアオブジェクトの追加」「小道具」から使いたい素材をクリックすると、オブジェクトが追加されます。

フレームバッファ

nicotalk フレームバッファ

「フレームバッファ」から、色調補正のできるオブジェクトを配置するかどうかを設定できます。

デフォルトでは「0:配置しない」に設定されています。

nicotalk フレームバッファ 配置する
「1:配置する」に設定すると、「フレームバッファ」のオブジェクトが配置されます。
nicotalk フレームバッファ 色調補正
「フレームバッファ」のオブジェクトを選択して、設定ダイアログから様々な色調補正を行うことができます。

字幕の設定

字幕配置

nicotalk 字幕配置

「字幕配置」から、字幕オブジェクトを配置するかどうかを設定できます。

デフォルトでは「1:配置する」に設定されています。

字幕を表示させたくない場合は、「0:配置しない」に設定してください。

字幕タイプ

nicotalk 字幕タイプ

「字幕タイプ」から、字幕の下地を設定できます。

0:下地なし

nicotalk 字幕タイプ 下地なし

1:プレート

nicotalk 字幕タイプ プレート

2:ウィンドウ

nicotalk 字幕タイプ ウィンドウ

3:吹き出し

nicotalk 字幕タイプ 吹き出し

「nicotalkの設定方法」はこれで以上です。

お読みいただき、ありがとうございました。