【AviUtl】レイヤーの高さを調整できるプラグイン

【AviUtl】レイヤーの高さを調整できるプラグイン【可変幅レイヤー】

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この記事では、可変幅レイヤー」というプラグインを使って、レイヤーの高さを調整する方法を解説します。

可変幅レイヤー」の動作には、以下の条件が必要です。

  • AviUtl本体のバージョンが 1.10
  • 拡張編集プラグインのバージョンが 0.92
  • Visual C++ 再頒布可能パッケージ 2015-2022」の導入
ダウンロードサイト

可変幅レイヤー:GitHub

デフォルトでは、レイヤーの高さは「大・中・小」の3パターンしかありません。

可変幅レイヤー」というプラグインを導入すると、ドラッグやホイール回転などのマウス操作で、レイヤーの高さを自由に調整できるようになります。

では「レイヤーの高さを調整する方法」を解説していきます。

よろしくお願いします。

ダウンロード&インストール

ダウンロード

AviUtl 可変幅レイヤー ダウンロード

GitHubにアクセスして、aviutl_layer_resize-vX.XX.zip」をダウンロードします。
Xはバージョンの数字です。

インストール

AviUtl 可変幅レイヤー インストール

ダウンロードしたZIPファイル内の「layer_resize.auflayer_resize.ini」を、pluginsフォルダ」にコピーします。

可変幅レイヤー」使い方

AviUtlを起動しましょう。
※起動済みの場合は再起動してください。

AviUtl 可変幅レイヤー 使い方

表示」→「可変幅レイヤーの表示」をクリックすると、プラグインのウィンドウが表示されます。

基本操作

AviUtl 可変幅レイヤー 基本操作

右クリック →「大・中・小」から、レイヤーの高さを変更したいものを選択します。

ドラッグやマウスホイール回転で、レイヤーの高さを調整できます。
※ドラッグ中に右クリックすると、ラッグ前の状態に戻ります。

デフォルトでは「最小幅15、最大幅50」ですが、設定を書き換えれば「もっと狭く、もっと広く」することも可能です。→ 設定方法

レイヤー上で Ctrl + ホイール回転

設定を書き換えれば「レイヤー上で Ctrl + ホイール回転」で、レイヤーの高さを変更できるようになります。→ 設定方法

リセット

AviUtl 可変幅レイヤー リセット

右クリック →「リセット・全てリセット」から、デフォルトの高さに戻せます。

  • リセット = 選択中の「大・中・小」の項目がリセットされる
  • 全てリセット =「大・中・小」すべての項目がリセットされる

デフォルトの高さを変更する方法

patch.aulを導入している場合は「patch.aul.json」の設定を書き換えることで、デフォルトの高さを変更できます。

AviUtl 可変幅レイヤー デフォルトの高さを変更する方法

AviUtlフォルダ内の「patch.aul.json」を、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
※メモ帳にドラッグ&ドロップすれば開けます。

patch.aul.json」がない場合は、AviUtlを起動 → 終了すると自動生成されます。

AviUtl 可変幅レイヤー デフォルトの高さを変更する方法

上のほうの「”layer”」から、それぞれの数値を書き換えることで、デフォルトの高さを変更できます。

  • height_large = 大
  • height_medium = 中
  • height_small = 小
    Ctrl + F で検索できます。

書き換えたら、ファイルを上書き保存してください。

ショートカットキー

レイヤー幅の変更とリセットに、ショートカットキーを割り当てることもできます。

AviUtl 可変幅レイヤー ショートカットキー

ファイル」→「環境設定」→「ショートカットキーの設定」から、設定画面を開きます。

AviUtl 可変幅レイヤー ショートカットキー

こちらから、可変幅レイヤーのショートカットキーを設定できます。

デフォルトでは の、方向キーを含むショートカットキーは正しく動作しません。

方向キーを割り当てたい場合は「Allow Arrow」というプラグインも導入してください。

可変幅レイヤー」設定

AviUtl 可変幅レイヤー 設定

pluginsフォルダ内の「layer_resize.ini」を、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
※メモ帳にドラッグ&ドロップすれば開けます。

レイアウト縦・横)

AviUtl 可変幅レイヤー レイアウト

orientation=2」の数値を書き換えることで、可変幅レイヤーのレイアウトを変更できます。

0

AviUtl 可変幅レイヤー レイアウト

1

AviUtl 可変幅レイヤー レイアウト

2

AviUtl 可変幅レイヤー レイアウト

3

AviUtl 可変幅レイヤー レイアウト

最小幅・最大幅

AviUtl 可変幅レイヤー 最小幅・最大幅

size_min=15」size_max=50」の数値を書き換えることで、レイヤーの最小幅と最大幅を変更できます。

  • size_min = 最小幅
  • size_max = 最大幅
    ※4~255の間で設定可能です。
AviUtl 可変幅レイヤー 最小幅・最大幅

レイヤー上で Ctrl + ホイール回転」有効化

AviUtl 可変幅レイヤー 「レイヤー上でCtrl+ホイール回転」を有効化

wheel_on_names=0」の数値を書き換えることで、レイヤー上で Ctrl + ホイール回転の有効/無効を設定できます。

  • 1 = 有効
  • 0 = 無効
  • -1 = 有効ホイールの回転方向が反転)

有効にすると「レイヤー上で Ctrl + ホイール回転」で、レイヤーの高さを変更できるようになります。

このほかにも「余白・色の変更」など、さまざまな設定を行えます。

アンインストール方法

AviUtl 可変幅レイヤー アンインストール

可変幅レイヤー」をアンインストールしたい場合は、pluginsフォルダ内の以下のファイルを削除してください。

  • layer_resize.auf
  • layer_resize.ini

レイヤーの高さを調整する方法」は以上です。

ありがとうございました。

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