AviUtl パーフェクトガイド
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【AviUtl】アルティメットプラグインの導入方法・各機能の概要

【AviUtl】アルティメットプラグインの導入方法・各機能の概要

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無料で多機能な動画編集ソフト「AviUtl」

この記事では、AviUtlのおすすめプラグイン「アルティメットプラグイン」の導入方法と各機能の概要について解説します。

アルティメットプラグイン」の動作には、以下の条件が必要です。

  • AviUtl本体のバージョンが 1.10
  • 拡張編集プラグインのバージョンが 0.92
ダウンロードサイト

アルティメットプラグイン:GitHub

python実行環境:GitHub

アルティメットプラグイン」とは、蛇色さん開発の「黒窓・SplitWindow・オブジェクトエクスプローラ」など、さまざまなプラグインを1つにまとめたものです。

アルティメットプラグインの開発後、旧プラグインの更新は行われなくなりました。これから蛇色さんのプラグインを導入したい場合は、旧プラグインではなくアルティメットプラグインを導入したほうがいいかもしれません。

では「アルティメットプラグインの導入方法・各機能の概要」を解説していきます。

よろしくお願いします。

ダウンロード&インストール

ダウンロード

アルティメットプラグイン

AviUtl アルティメットプラグイン ダウンロード

GitHubにアクセスして、ultimate_rXX.zip」をダウンロードします。
Xはバージョンの数字です。

python実行環境

AviUtl python実行環境 ダウンロード

GitHubにアクセスして、pythonXX_rXX.zip」をダウンロードします。
Xはバージョンの数字です。

インストール

AviUtl アルティメットプラグイン インストール

ダウンロードしたZIPファイル内の「pluginsフォルダ」を、AviUtlフォルダ」にコピーします。

機能の ON/OFF を切り替える

アルティメットプラグインにはさまざまな機能が組み込まれていますが、必要のないものを OFF にすることもできます。

AviUtlを起動している場合は終了してください。

AviUtl アルティメットプラグイン 機能のON/OFFを切り替える

plugins → ultimate → config → ultimate.auf.json」をメモ帳などのテキストエディタで開きます。
※メモ帳にドラッグ&ドロップすれば開けます。

ultimate.auf.json」がない場合は、AviUtlを起動 → 終了すると自動生成されます。
※自動生成されない場合は「config → default」のフォルダ内からコピーしてください。

AviUtl アルティメットプラグイン 機能のON/OFFを切り替える
  1. 機能の ON/OFF
    true = ON
    false = OFF
  2. 機能名

記入し終えたら、ファイルを上書き保存してください。

各機能の概要

アルティメットプラグインの各機能を紹介します。

ダークモード化 (dark)

AviUtl アルティメットプラグイン ダークモード化

ダークモード化」は、AviUtlの見た目をダークモードにできます。

ワークスペース化 (workspace)

AviUtl アルティメットプラグイン ワークスペース化

ワークスペース化」は、AviUtlの各ウィンドウをまとめてシングルウィンドウにできます。レイアウトも自由に変更でき、他の編集ソフトで言うところの「ワークスペース」を作ることができます。

ファイラ (filer)

AviUtl アルティメットプラグイン ファイラ

ファイラ」は、簡易エクスプローラを表示させてファイルの追加が簡単にできるようになります。

アイテム波形 (item_wave)

AviUtl アルティメットプラグイン アイテム波形

アイテム波形」は、音声オブジェクトに波形を表示できるようになります。

設定ブラウザ (settings_browser)

フィルタコピー (filter_copy)

AviUtl アルティメットプラグイン フィルタコピー

フィルタコピー」は、エフェクトをコピー&ペーストできるようになります。

フィルタドラッグ (filter_drag)

フィルタドラッグ」は、エフェクトの順番をドラッグで変更できるようになります。

終了確認 (dirty_check)

AviUtl アルティメットプラグイン 終了確認

終了確認」は、プロジェクトを閉じるとき、未保存のデータがある場合に「保存しますか?」の確認が表示されるようになります。

終了確認」を使用する場合は、システムの設定の「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」を OFF にすることをおすすめします。

出力確認 (output_check)

AviUtl アルティメットプラグイン 出力確認

出力確認」は、エンコード範囲などの設定が正しくない場合、出力前に知らせてくれます。

テキスト分解 (text_split)

テキスト分解」は、テキストオブジェクトを文字毎に別々のオブジェクトに分解できます。

アイテム整列 (item_align)

アイテム整列」は、オブジェクトを整列したり、ずらしたりできます。

画像エクスポート (image_export)

AviUtl アルティメットプラグイン 画像エクスポート

画像エクスポート」は、編集中の動画の1フレームを画像ファイルとして保存できます。

シーン選択 (scene_select)

シーン選択」は、ワンクリックでSceneを切り替えることができます。

イージング選択 (ease_select)

AviUtl アルティメットプラグイン イージング選択

イージング選択」は、画像からイージングの種類を選択できます。
トラックバー対応イージングスクリプトの導入が必要です。

ズーム選択 (zoom_select)

ズーム選択」は、タイムラインのズーム値をワンクリックで変更できます。

フォントプレビュー (font_preview)

AviUtl アルティメットプラグイン フォントプレビュー

フォントプレビュー」は、フォントの種類を選択するときに、各フォントのプレビューが表示されるようになります。

フォント選択 (font_select)

AviUtl アルティメットプラグイン フォント選択

フォント選択」は、よく使うフォントを登録したり、グループ分けしたりできます。

アイテム名常時表示 (namecage)

アイテム名常時表示」は、タイムラインを横スクロールしたときに、オブジェクト名が見きれないように固定してくれます。

アイテム波形」にも同じ機能があるため、デフォルトでは OFF になっています。

最終フレーム自動調整 (last_frame)

最終フレーム自動調整」は、常に “最後のオブジェクト位置を最終フレーム” になるように自動調整してくれます。

カラーコード追加 (color_code)

AviUtl アルティメットプラグイン カラーコード追加

カラーコード追加」は、カラーコードで色を変更できるようになります。

エディットボックス微調整 (editbox_tweaker)

エディットボックス微調整」は、♥などの環境依存文字の表示や、Ctrl + A でテキストの全選択が可能になります。

拡張編集微調整 (exedit_tweaker)

  • 拡張編集のタイムライン描画を微調整します。
  • ただし、タイムラインアイテムに対する微調整はpatch.aulのグラデーション描画を無効にしている場合のみ有効になります。
『拡張編集微調整』アドイン

拡張編集微調整」はデフォルトでは OFF になっています。

ダイアログ位置調整 (dialog_position)

  • 拡張編集が開くモーダルダイアログが画面外に飛び出ないように表示位置を調整します。
  • 主に設定ダイアログを画面端に配置している状態でモーダルダイアログを出すときに有効です。

このアドインを有効化すると自動的にダイアログの表示位置が変わります。

『ダイアログ位置調整』アドイン

ダイアログサイズ調整 (dialog_size)

AviUtl アルティメットプラグイン ダイアログサイズ調整

ダイアログサイズ調整」は、システムの設定などのウィンドウが小さくなりすぎないように調整してくれます。

アンインストール方法

AviUtl アルティメットプラグイン アンインストール

アルティメットプラグイン」をアンインストールしたい場合は、pluginsフォルダ内の以下のファイルを削除してください。

  • ultimateフォルダ
  • ultimate.auf
  • ultimate.aul

アルティメットプラグインの導入方法・各機能の概要」は以上です。

ありがとうございました。

コメント

  1. サエキタカシ より:

    AviUtlを導入して、図形から+のボタンを押しても、アニメーション効果と言う
    こうもくがありません?
    どこか、設定を間違っていますか?