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「TAタイピング」というスクリプトを使って、文字をタイピング風に表示させる方法を解説します。
「TAタイピング」とは
テキストオブジェクトの「表示速度」を設定すると、文字を1文字ずつ表示させることはできますが、これだけではタイピングっぽくはありません。
「TAタイピング」というスクリプトを導入すると、文字をタイピングっぽく表示させることができます。
スクリプトのダウンロード&インストール
ダウンロード方法
BowlRollへ行き、「Download」をクリックしてダウンロードします。
インストール方法
ダウンロードしたフォルダ内の「@TA.anm」を、scriptフォルダに移動、もしくはコピーします。
※scriptフォルダがない場合は、右クリック→「新規作成」→「フォルダー」から作成してください。
scriptフォルダ内で、さらにフォルダ分けしても構いません。
使い方
「TAタイピング」を追加
TAタイピングA
テキストオブジェクトを追加して、位置やサイズを設定します。
「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れます。
アニメーション効果を追加して、「TAタイピングA@TA」を選択します。
関連 エフェクトの使い方
この段階で、文字が1文字ずつ表示されるようになります。
TAタイピングB
オブジェクトを複製して上下に配置します。
※ Ctrl + D で真下に複製できます。
複製したオブジェクトのアニメーション効果を、「TAタイピングB@TA」に変更します。
複製したオブジェクトの文字を、子音に書き換えます。
※ TAタイピングA に「テキスト」と入力した場合は「tkst」と書き換えます。
再生してみましょう。
このように、文字をタイピング風に表示させることができます。
表示速度を変更
TAタイピングAの「表示速度」から、1秒間に表示させる文字数を設定できます。
カーソルの長さ・太さ・色を変更
TAタイピングBで、カーソルの長さ・太さ・色を設定できます。
- -横幅 = カーソルの長さ
- 太さ = カーソルの太さ
- 色 = カーソルの色
「文字をタイピング風に表示させる方法」は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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