【AviUtl】シングルウィンドウにできるプラグイン

【AviUtl】シングルウィンドウにできるプラグイン【UniteWindow】

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無料で多機能な動画編集ソフト「AviUtl」

この記事では、UniteWindowユナイトウィンドウ」というプラグインを使って、シングルウィンドウにする方法を解説します。

UniteWindow」の動作には、以下の条件が必要です。

  • AviUtl本体のバージョンが 1.10
  • 拡張編集プラグインのバージョンが 0.92
ダウンロードサイト

UniteWindow:GitHub

AviUtlはデフォルトでは「メインウィンドウ・タイムライン・設定ダイアログ」の3つのウィンドウに分かれています。

AviUtl シングルウィンドウにできるプラグイン UniteWindow

UniteWindow」というプラグインを導入すると、各ウィンドウをまとめてシングルウィンドウにできます。

UniteWindow」よりも多機能な「SplitWindow」というプラグインもあります。こちらはプラグインのウィンドウも結合でき、1つの区画に複数のウィンドウを結合することも可能です。

  • メインウィンドウ・タイムライン・設定ダイアログを結合できればいいという場合はUniteWindow
  • プラグインのウィンドウも結合させたいという場合はSplitWindow

を導入することをおすすめします。

では「シングルウィンドウにする方法」を解説していきます。

よろしくお願いします。

ダウンロード&インストール

ダウンロード

AviUtl UniteWindow ダウンロード

GitHubにアクセスして、UniteWindow.X.X.X.zip」をダウンロードします。
Xはバージョンの数字です。

インストール

AviUtl UniteWindow インストール

ダウンロードしたZIPファイル内の「UniteWindowフォルダUniteWindow.aulUniteWindow.xml」を、pluginsフォルダ」にコピーします。

UniteWindow」使い方

プラグインの導入後にAviUtlを起動すると、シングルウィンドウになっています。

ボーダーをドラッグして、区画のサイズを調整できます。

shift を押したままドラッグすると、ボーダーが十字になるように調整されます。

レイアウトを保存

レイアウトを保存することもできます。

AviUtl UniteWindow レイアウトを保存

タイトルバーを右クリックして、

  1. レイアウトのエクスポート」で保存
  2. レイアウトのインポート」で読み込み

UniteWindow」設定

AviUtl UniteWindow 設定

タイトルバーを右クリック →「UniteWindowの設定」で、設定画面が開きます。

レイアウトモード

AviUtl UniteWindow レイアウトモード

レイアウトモード」から、つながっているボーダーを縦にするか横にするかを変更できます。

垂直分割 = 縦のボーダーが1本につながっており、横のボーダーはそれぞれ調整可能

水平分割 = 横のボーダーが1本につながっており、縦のボーダーはそれぞれ調整可能

以下の場合は「垂直分割」に変更することをおすすめします。

  • タイムライン・設定ダイアログを縦いっぱいに伸ばしたい
  • 縦長の動画を編集したい

ウィンドウの配置

AviUtl UniteWindow ウィンドウの配置

ウィンドウの配置」から、どこに何のウィンドウを配置するかを変更できます。

ボーダーの位置

AviUtl UniteWindow ボーダー位置

ボーダーの位置」を数値で指定することもできますが、基本的にはドラッグで変更すれば問題ないです。

ボーダーの位置垂直分割)

  • 中央 = 縦ボーダーのX座標
  • 左 = 左の横ボーダーのY座標
  • 右 = 右の横ボーダーのY座標

ボーダーの位置水平分割)

  • 中央 = 横ボーダーのY座標
  • 上 = 上の縦ボーダーのX座標
  • 下 = 下の縦ボーダーのX座標

配色

AviUtl UniteWindow 配色

配色」から、背景やボーダーの色などを変更できます。

AviUtl UniteWindow 配色
  1. 塗り潰し = ウィンドウが配置されていないところの色
  2. ボーダー = 線の色
  3. ホットボーダー = ボーダーにマウスカーソルを合わせたときの色
  4. アクティブキャプションの配色 = 選択している見出しの背景とテキストの色
  5. 非アクティブキャプションの配色 = 選択していない見出しの背景とテキストの色

配色ではなくテーマを使用する

AviUtl UniteWindowの設定 配色ではなくテーマを使用する

黒窓」というプラグインも導入している場合、配色ではなくテーマを使用する」にチェックを入れると、UniteWindowの配色は無視されて、黒窓の配色が反映されます。

ボーダーの幅・見出しの高さ

ボーダーの幅と見出しの高さを変更することもできます。設定する場合はAviUtlを終了しましょう。

AviUtl UniteWindow ボーダーの幅・キャプションの高さ

pluginsフォルダ内の「UniteWindow.xml」を、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
※メモ帳にドラッグ&ドロップすれば開けます。

AviUtl UniteWindow ボーダーの幅・キャプションの高さ

2行目の「borderWidth=”8″」captionHeight=”24″」数値を変更して、ファイルを上書き保存しましょう。

  • borderWidth = ボーダーの幅
  • captionHeight = 見出しの高さ
AviUtl UniteWindow ボーダーの幅・キャプションの高さ

AviUtlを起動するとボーダーの幅・見出しの高さが、設定した数値に変更されています。

  1. ボーダーの幅
  2. 見出しの高さ

アンインストール方法

AviUtl UniteWindow アンインストール

UniteWindow」をアンインストールしたい場合は、pluginsフォルダ内の以下のファイルを削除してください。

  • UniteWindowフォルダ
  • UniteWindow.aul
  • UniteWindow.xml

シングルウィンドウにする方法」は以上です。

ありがとうございました。

コメント

  1. たぬき より:

    入れて開いてみると0x0000005の例外エラーみたいのが一々出てしまいます。どなたか対策教えてください。明らかにこれが原因の動作してます

    • なー より:

      拡張編集のバージョン、patch.aulなどのバージョンは確認しましたか?
      GitHubのreadmeを読むと拡張編集0.92が必須なようです。