無料動画編集ソフト「AviUtl」の、設定ダイアログの使い方を解説します。
※この動画は「CeVIO さとうささら」を使用しています。
【AviUtl】設定ダイアログの使い方
こちらが設定ダイアログです。
設定ダイアログが表示されていない場合は、オブジェクトをダブルクリックしてください。
タイムラインに読み込んだ素材を編集するのが、設定ダイアログの主な役割です。
では「AviUtlの設定ダイアログの使い方」を解説していきます。
よろしくお願いします。
素材の編集方法
各項目の数値を変更することで、動画や画像などの素材を編集できます。数値の変更方法は以下の4つです。
- バーをドラッグ
- ◀ ▶ をクリック
- 数値を入力
- 数値の上で左右にドラッグ
※ Shift + ドラッグで小数点以下の数値を微調整できます。
項目の意味
設定ダイアログの項目内容は、オブジェクトの種類によって異なります。この記事では、各オブジェクト共通の項目について解説します。
- X = 横軸
- Y = 縦軸
- Z = 奥行
- 拡大率 = 大きさ
- 透明度
- 回転
① X
数値を上げる = 右に移動
数値を下げる = 左に移動
② Y
数値を上げる = 下に移動
数値を下げる = 上に移動
③ Z
数値を上げる = 奥に移動
数値を下げる = 手前に移動
④ 拡大率
数値を上げる = 拡大
数値を下げる = 縮小
⑤ 透明度
0 = 不透明
100 = 透明
⑥ 回転
数値を上げる = 右に回転
数値を下げる = 左に回転
「X・Y・拡大率」は、メインウィンドウで変更することもできます。
- 普通にドラッグ = X・Yを変更
※ Shift + ドラッグで水平・垂直に移動できます。 - Alt + 上下にドラッグ = 拡大率を変更
合成モード
「合成モード」を変更すると、素材を合成できます。
例として、上の2つの動画を合成してみます。
合成したい素材を上下に配置して、手前のオブジェクトを選択します。
「合成モード」を変更します。
※この記事では「スクリーン」を選択しています。
このように、2つの素材を合成できます。
合成モードの種類によってだいぶ印象が変わりますので、いろいろ試してみてください。
標準描画・拡張描画
設定ダイアログには、「標準描画」と「拡張描画」があります。
※デフォルトでは「標準描画」になっています。
右上のボタンをクリック→「拡張描画」をクリックすると、編集できる項目が増えます。
右上のボタンをクリック→「標準描画」をクリックすると、元に戻ります。
エフェクト(フィルタ効果)
右上の + をクリックして、さまざまなエフェクトを追加できます。
数値を変化させる(キーフレーム)
オブジェクトの開始位置から終了位置に向かって、設定ダイアログの数値を変化させることもできます。
数値を変化させることで、画像やテキストを動かしたり、エフェクトの効果を調整したりできます。
変化させたい項目をクリックして、移動方法を選択します。
右側の数値が変更できるようになります。
「AviUtlの設定ダイアログの使い方」は以上です。
ありがとうございました。
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