無料動画編集ソフト「AviUtl」の、設定ダイアログの各項目の意味を解説します。
※この動画は「CeVIO さとうささら」を使用しています。

「設定ダイアログの使い方」は下の記事で解説しています。
【AviUtl】設定ダイアログの各項目の意味

設定ダイアログの各項目の数値を変更することで、動画や画像などの素材を編集できます。
項目内容は、オブジェクトの種類によって異なります。この記事ではオブジェクト別に、数値の変更によって素材がどのように変化するのかを、動画付きでお見せします。

では「設定ダイアログの各項目の意味」を解説していきます。
よろしくお願いします。
各オブジェクト共通
標準描画
関連 標準描画・拡張描画

- X = 横軸
- Y = 縦軸
- Z = 奥行
- 拡大率 = 大きさ
- 透明度
- 回転
① X
数値を上げる = 右に移動
数値を下げる = 左に移動
② Y
数値を上げる = 下に移動
数値を下げる = 上に移動
③ Z
数値を上げる = 奥に移動
数値を下げる = 手前に移動
数値を下げすぎると素材が表示されなくなります。
※カメラの後ろ側まで移動して、見えなくなっている状態です。
2D動画の場合は「拡大率」を使うことをおすすめします。
④ 拡大率
数値を上げる = 拡大
数値を下げる = 縮小
⑤ 透明度
0 = 不透明
100 = 透明
⑥ 回転
数値を上げる = 右に回転
数値を下げる = 左に回転
拡張描画
関連 標準描画・拡張描画

- 縦横比 = 縦と横の比率
- X軸回転 = 横軸を中心にして回転
- Y軸回転 = 縦軸を中心にして回転
- Z軸回転 = Z軸を中心にして回転
※標準描画の「回転」と同じです。 - 中心X = 中心位置を横にずらす
- 中心Y = 中心位置を縦にずらす
- 中心Z = 中心位置を奥・手前にずらす
- 裏面を表示しない = 回転時に裏面を非表示
① 縦横比
数値を上げる = 縦長になる
数値を下げる = 横長になる
② X軸回転
数値を上げる = 横軸を中心に右回転
数値を下げる = 横軸を中心に左回転
③ Y軸回転
数値を上げる = 縦軸を中心に右回転
数値を下げる = 縦軸を中止に左回転
④ Z軸回転
数値を上げる = Z軸を中心に右回転
数値を下げる = Z軸を中心に左回転
※標準描画の「回転」と同じです。
⑤ 中心X
数値を上げる = 中心位置を右にずらす
数値を下げる = 中心位置を左にずらす
他の項目と組み合わせて使うことで、通常とは違った動きを作ることができます。
※中心Xを変更してY軸回転させています。
⑥ 中心Y
数値を上げる = 中心位置を下にずらす
数値を下げる = 中心位置を上にずらす
他の項目と組み合わせて使うことで、通常とは違った動きを作ることができます。
※中心Yを変更してX軸回転させています。
⑦ 中心Z
数値を上げる = 中心位置を奥にずらす
数値を下げる = 中心位置を手前にずらす
他の項目と組み合わせて使うことで、通常とは違った動きを作ることができます。
※中心Zを変更してY軸回転させています。
⑧ 裏面を表示しない
「裏面を表示しない」にチェックを入れると、素材を回転させたときに、裏面が非表示になります。
動画オブジェクト

- 再生位置 = 再生を開始するフレーム
- 再生速度 = スピード
- ループ再生 = オブジェクトを伸ばすと動画を繰り返し再生できる
- アルファチャンネルを読み込む = 背景が透明な動画を読み込めるようになる
関連 再生速度の変更方法
音声オブジェクト

- 音量
- 左右 = 左右の音量バランス
- 再生位置 = 再生を開始する秒数
- 再生速度 = スピード
- ループ再生 = オブジェクトを伸ばすと音声を繰り返し再生できる
テキストオブジェクト

- サイズ = 文字の大きさ
- 表示速度 = 1秒間に表示される文字数
① サイズ
数値を上げる = 文字が大きくなる
数値を下げる = 文字が小さくなる
② 表示速度
数値を上げる = 文字の表示が速くなる
数値を下げる = 文字の表示が遅くなる
図形オブジェクト

- ライン幅 = 図形の内側をくり抜く
- 図形の種類
① ライン幅
数値を下げる = 図形の内側がくり抜かれる
② 図形の種類
「背景・円・四角形・三角形・五角形・六角形・星型」の七種類から選択できます。

「設定ダイアログの各項目の意味」は以上です。
ありがとうございました。
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